長崎市役所の跡地に整備する「新たな文化施設」について検討する審議会が開かれ、委員からは「一刻も早い完成を」との声が相次ぎました。

審議会には長崎市の鈴木市長や市の担当者、芸術・文化に関わる有識者でつくる委員会のメンバー約20人が出席しました。

新たな文化施設の整備計画について市から2027年度(令和9年度)に着工を開始し、7年後の2032年度の完成を目指すことが報告されると、委員からは「一刻も早い着工開始を」という意見が相次ぎました。

長崎民謡舞踊連盟 石橋 大作 理事
「いったいいつになったら建つんだろう」
「願うのは一刻も早く着工して一刻も早く完成してほしい、それだけ」

これに対し鈴木市長は。

長崎市 鈴木 史朗 市長
「出発のところで判断をあやまると、膨大のつけを将来世代に残すことになる」
「多少時間はかかっていますがしっかりと検討していかなければいけない」

次回の審議会は、秋ごろに開かれる予定です。

テレビ長崎
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