サッカーのJ1リーグのファジアーノ岡山は7月20日、ホームで、昨シーズンのJ1王者、ヴィッセル神戸を迎え撃ちました。

3連休の中日、隣県同士の対決ということもあり、スタジアムには1万5000人余りが訪れました。川崎製鉄水島サッカー部を起源とするチーム同士、今シーズン2回目の兄弟対決です。

前回対戦では、2対0で神戸が勝利し、ファジアーノはリベンジを懸けて20日の試合に臨みました。

試合を優位に進めたのは昨シーズン王者の神戸。ファジアーノは前半30分に先制を許すと。後半19分には、神戸の日本代表・宮代大聖にミドルシュートを決められ、2点を追いかける苦しい展開となります。

反撃したいファジアーノは後半24分、ウェリックポポが左足でシュート。しかし、これは惜しくも枠を外します。後半27分には、日本代表の佐藤龍之介が左サイドで仕掛けて、最後はルカオのヘディングシュート。得点には至りませんが、ぐいぐいと相手ゴールに迫ります。

試合終了間際、チームの中心選手がゴールネットを揺らしました。クロスボールに頭で合わせたのは江坂任。江坂の今シーズン3ゴール目で、1点差まで詰め寄ります。しかし、反撃もここまで。ファジアーノは2対1で敗れ、リーグ戦2連敗。順位は変わらず11位のままです。

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「トータルで見ると、完敗だったかなという風に思います。最後1点取れたのは、次につなげていきたいと思います。トータルすると、自分たちがもっと力を磨いていく、付けていく、そういうことを感じることが多い試合になったかなと思います。また頑張ります」

ファジアーノの次の試合は、8月10日、アウェーで10位のガンバ大阪と対戦します。

岡山放送
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