今月15日、富山県上市町の住宅で高齢の夫婦が腹から血を流しているのが見つかり妻が死亡した事件で、警察は80歳の夫を殺人の疑いで逮捕しました。

殺人の疑いで逮捕されたのは、上市町正印の無職、夫の小瀬幸作容疑者です。

警察によりますと小瀬容疑者は今月14日夜から15日の朝にかけて、自宅で妻の恭子さん、79歳の腹を刃物で突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。

この事件は15日の午前7時半ごろ、同居する女性の通報で駆けつけた警察と消防が住宅1階の部屋で腹から血を流し倒れている2人と血液のついた包丁を見つけました。

警察は、18日、富山市内の病院を退院した小瀬容疑者に話を聞き、「殺すつもりで妻のおなかあたりを包丁で刺しました」と容疑を認めたことなどから逮捕しました。

また、自分の腹の傷については「自分で刺した」と話しているということです。

Q小瀬容疑者はどんな人?
*近所の人
「とてもやさしい人だと思う。雪道で車が通行できないときに雪をどかしてくれた」

警察は、夫婦が無理心中を図った可能性も視野に動機について調べを進めています。

富山テレビ
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