敦賀半島から無人島の「水島」に渡る旅客船を運行する近江トラベルは18日、就航手続きが間に合わず先送りになっていた同航路の運行を、21日正午から開始すると発表しました。
  
水島への旅客船を巡っては2024年、船体に亀裂や浸水があったにも関わらず乗客を乗せて運航を続けていた問題が発覚し、略式起訴されました。近江トラベルでは、5月下旬に新しい船を購入し、従来からあった船との2隻体制で海開きの15日を迎えるはずでしたが、購入した船の国交省からの運航許可が間に合わず、運行を延期していました。
  
今シーズンは1隻を予備船とし1隻体制で運行するため、1日の輸送人数を750人程度とみています。7月21日正午から8月24日まで運行します。
 
【敦賀・水島航路】
・色浜桟橋・浦底桟橋⇒水島
午前9時~午後0時、午後1時15分~午後2時45分
・水島⇒色ヶ浜桟橋・浦底桟橋行き
午前9時15分~11時45分、午後1時30分~3時45分
※7月21日のみ正午から運行

福井テレビ
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