福井県南越前町の選挙管理委員会は18日、参議院選挙の期日前投票所で、選挙区の投票用紙を交付すべきところを、誤って比例代表の投票用紙を交付し投票させるミスがあったと発表しました。
町選管によりますと、河野住民センターに設置された期日前投票所で、有権者1人に対し選挙区の投票について説明した後、誤って比例代表の投票用紙を手渡しました。この有権者が投票を済ませた後で、投票立会人らが用紙が違うことに気付いたということです。
この有権者は、選挙区については改めて正しい用紙で投票ができたものの、比例代表の投票用紙は再交付ができないため、無効となる可能性が高いということです。
投票用紙を取り違えた要因について町選管は、比例代表と選挙区の投票用紙はそれぞれ別のケースで保管していますが、事務従事者が投票用紙の残数確認をした際に入れ間違えたとしています。
この期日前投票所では、前日の17日にも投票用紙の交付ミスがありました。
