リニアのトンネル工事で山梨側から進めている「先進坑」の掘削が静岡まで300メートル以内に入ったことがわかりました。
リニア新幹線のトンネル工事に先立ち、JR東海は地質の確認や湧水の対応を行なう幅 約7メートルの「先進坑」を山梨県側から掘り進めています。
JRによりますと、その先進坑の掘削が7月17日、静岡との県境から300メートルの区間に入ったということです。
この区間については県が湧水や水質のリスク管理を求めていて、JRは異常があった場合掘削を一時中断し、対策を検討し直すことを県の専門部会で示し了承されています。
掘削状況については1週間に1度を基本に県に報告し、ホームページで公表する方針です。