国内で流通している中国製の玩具拳銃「リアルギミックミニリボルバー」(商品名)が真生拳銃と同様の発射機能を持っていることが分かった。長野県警は所有している人は最寄りの警察に2025年12月末までに持ちこむよう呼びかけている。2026年以降に所持していると銃刀法に抵触する恐れがある。

真生拳銃と同様の発射機能持つ玩具拳銃

新たに判明した玩具と称した真正拳銃「リアルギミックミニリボルバー」は回転弾倉式拳銃で、「S F OPEN」の刻印がある。

「S F OPEN」の刻印(提供:長野県警)
「S F OPEN」の刻印(提供:長野県警)
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パッケージには「プラ弾:8発付属」、「対象年齢12歳以上」と記されている

警察によると、この拳銃は全国で約1万5000丁が流通していて、このうち長野県では南信地方の商業施設の景品から288丁が出回っている。この施設では、2024年12月から陳列していた。

所有者に警察に持ち込むよう呼びかけ

警察は、この拳銃を所有している人は、2025年12月31日までに最寄りの警察に持ちこむよう呼びかけている。

この拳銃を輸入・所持・販売などをすることは違法で罪に問われるが、経過措置として、回収期間までは、規定は適用されないとしている。

新たに判明した玩具と称した真正拳銃(提供:長野県警)
新たに判明した玩具と称した真正拳銃(提供:長野県警)

2026年1月以降に所持していると、銃刀法に抵触する恐れがある。

不明な点は県警本部組織犯罪対策課または警察署刑事担当課に問い合わせてほしいと呼びかけている。

(長野放送)

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