放射光施設・ナノテラスの活用を広げようと、関心のある事業者を対象とした研修会が開かれました。
仙台市が主催した研修会には、企業や地方公共団体が設置する研究機関などが参加しました。放射光施設・ナノテラスは去年4月に運用が始まり、太陽光の約10億倍明るい放射光を発生させることで、物質などの構造をナノレベルで解析することができます。
7月17日は、実際に参加者が持ち込んだサンプルの測定も行われ、事業活用へのイメージを膨らませていました。
仙台市産業集積推進課 御供真人課長
「東北の総合的復興を目指しているので、東北の企業に活用いただいて、ナノテラスのユーザーになっていただきたい」
仙台市によりますと、この研修会には多くの企業などが、関心を寄せているということで、今後も続けていきたいとしています。