7月19日から仙台市科学館で海と、そこに住む生き物をテーマにした特別展が開催されます。約120点の展示から、興味深い海の世界を学ぶことができます。
仙台市青葉区の仙台市科学館で、19日から開かれる「海と生きもの探検記」。17日は開催に先立ち、報道公開されました。
記者リポート
「こちらは2種類のサメの剥製。大きさは5メートル以上。まさに大迫力」
注目は「歯の形」。メガマウスザメは、プランクトンを食べるため小さく細かい歯を持つのに対し、ホホジロザメはラッコやアザラシを食べるため、鋭くとがった歯を持ちます。
一方こちらは、光る生物。特定の波長の光が当たると光ります。他にも、2023年、若林区の深沼海水浴場に打ち上がったスジイルカの骨格標本や海の巨大生物をテーマにした360度のシアター映像など、約120点の展示が楽しめます。
仙台市科学館学芸員門 脇駿さん
「見えない海の世界の中にも様々な動物がいる。こういう動物が同じ地球の中で住んでいる、仲間としていることをまず知っていただきたい」
「海と生きもの探検記」は7月19日から8月24日まで開かれ、期間中は魚類学者のさかなクンなど専門家の講演も予定されています。