熊本県は、菊陽町を中心に半導体企業などが集積する『くまもとサイエンスパーク』構想を掲げています。
このパークの中核を担うのが、研究機関や大学などが集まる産学官連携エリアで県は17日、場所の選定や整備などを行うパートナー企業の公募を始めました。
【木村知事】
「事業推進パートナーの公募は、くまもとサイエンスパークの実現に向けた第一歩だと思う」
熊本県は、TSMCが進出した菊陽町など2市2町にまたがる合計約340ヘクタールのエリアで、半導体関連企業などが集積する『くまもとサイエンスパーク』構想を掲げています。
このパークの中核を担うのが研究機関や大学などが入り、産学官が連携し新たな産業の創出を目指す『イノベーション創発エリア』で、県は、このエリアの選定や整備を行うパートナー企業の公募を17日から始めたと発表しました。
パートナー企業は、セミコンテクノパーク周辺の20ヘクタール以上の土地を選定、整備するほか、企業や大学、研究機関の誘致や行政手続きをサポートするなどエリアを管理・運営する、『パークマネジメント法人』の設立も求められます。
公募期限は12月1日までで、その後、有識者による審査会で事業者を選定するとしています。