沖縄県の防災行政を担当する消防防災対策課の副参事に、前の那覇市消防局長の照屋雅浩さんが就任しました。
那覇市消防局の前の局長を務めた照屋さんは、2011年の東日本大震災では県の緊急消防援助隊の隊長として被災地で活動し、2016年の熊本地震でも緊急消防援助隊の後方支援本部統括の任務にあたりました。
県は防災行政の強化のため、2025年4月に防災危機管理課を消防防災対策課と危機管理課の2課体制にしていて、消防防災対策課の副参事に照屋さんの登用を決め、16日、辞令が交付されました。
照屋雅浩さん:
自然環境の変化であるとか、前から言われている島しょ地域の防災力の脆弱さとか、一つ一つ優先順位を付けながら解決していきたい
照屋さんの任期は16日から2027年3月末までです。