川や湖での水難事故や、大雨による水害などに備え、長野県警が救助訓練を行いました。

湖で溺れた人のもとへ向かう県警の隊員。諏訪湖で行われた救助訓練です。

夏の行楽シーズンを前に川や湖での水難事故や、大雨による水害を想定し、県警の航空隊と機動隊などが合同で行いました。

県内では7月、松本市の梓川で川遊びをしていた15歳の男子高校生が死亡し、信濃町の野尻湖ではボートが転覆して49歳の男性が死亡するなど水難事故が相次いでいます。

訓練は、溺れた人をヘリで救助する想定で行われ、隊員たちは、風の向きなどを慎重に見極めながら動作を確認していました。

県警警備部の担当者:
「(水上では)不安定な状態でいますので、そういったところの救助をするのは非常に難しい。訓練を何度か重ねて迅速に救助できるようにと。今、局地的な雨・豪雨が頻発していますので、(県民には)早め早めの行動を心がけていただきたい」

長野放送
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