能登半島地震から1年半、石破総理が初めて富山の被災地を訪れました。
石破総理は被災地への技術面や財政面の支援の前向きな考えを示しました。

大勢の警察官にヘリコプターやドローン。
厳重な警備体制が敷かれる中、石破総理は午後4時半頃、能登半島地震の被害が大きかった、富山県氷見市北大町を訪れました。

石破総理は地元の住民に一礼し、地震で傾いた住宅や、全壊した酒店の跡地などを視察。

視察には氷見市の菊地市長が立ち会い、能登半島の付け根にある氷見市も石川県の被災地と同じく、甚大な被害を受けたことを説明したうえで、石川県と同様、手厚い支援を求めました。
また、液状化の対策工事が進んだあとも、技術面や財政面の支援を行うよう要望し、石破総理は、前向きに検討する考えを示したということです。

その後、石破総理は地元の人などと握手をし、言葉を交わしていました。
*被災者
「がんばりましたと声をかけられ、がんばります言った。人柄が優しく感じて良い人やなと思った」

*氷見市 菊地市長
「本当はもっと早くきていただきたかった。それでも被災地に足を運んでいただいたことはありがたいこと。直接、総理に現状をお話できて一定程度理解をいただけたのかなと思う」
石破総理はこのあと、参院選の候補者の応援のため、高岡市内で演説しました。