長崎市の小学生が原爆で犠牲になった人たちの慰霊と戦後の復興への願いを込めた「長崎盆踊り」を練習しています。

長崎市の朝日小学校の子どもたちが練習しているのは「長崎盆踊り」です。

「長崎盆踊り」は原爆犠牲者の慰霊と戦後の復興への願いを込め、1947年に作られ、原爆で草木が消えた長崎に緑が芽吹く様子などが歌詞に記されています。

朝日小の5年生は平和学習の一環で、民踊指導者の永田利子さんから風習が薄れつつある長崎盆踊りの指導を受けていて、16日は歌詞に込められた思いや踊り方を全校生徒に伝えました。

4年生
「説明が分かりやすくて、すぐ簡単に振り付けが覚えられました」

4年生
「楽しかった!」

長崎民謡舞踊連盟 永田利子さん 
「長崎盆踊りを通して原爆のことを継承していくということに関して、すごく良いことだと思っております。「毎年続いていくことを
願っております」

全校児童は8月2日の「朝日校区慰霊盆踊り大会」で地域の人と一緒に、長崎盆踊りを披露します。

テレビ長崎
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