平壌と北京を結ぶ旅客列車の運行再開に向けた動きが確認されました。
運行が再開されれば、5年半ぶりです。
北朝鮮の観光サイトの「国際列車時刻表」のページに、北朝鮮の平壌と中国の北京を結ぶ路線と平壌と中国の丹東を結ぶ2路線が新たに掲載されました。
平壌とロシアのモスクワを結ぶ路線は6月17日に運行を再開していますが、北朝鮮と中国を結ぶ路線が再開されれば5年半ぶりとなります。
サイトでは、平壌と上海を結ぶ航空便も新たに掲載されていて、運行が再開されれば週2回の定期便が復活することになります。
北朝鮮はロシアと軍事協力などで関係を深める一方、中国とは一定の距離を置いているとの指摘も出ていました。ただ、最近は友好条約締結64周年の記念行事を中朝双方で行うなどしていて、韓国メディアは「関係改善の流れに乗っている」と報じています。