呉市の海上保安大学校では海で活躍する気力と体力を養うため、学生たちが夏の伝統行事「遠泳訓練」に挑戦しました。


【学生たち】
「泳ぎ切るぞ!しゃー! さあいこう!」

海上保安大学校の『遠泳訓練』は、幹部海上保安官として必要な体力と精神力を養う目的で行われている夏の伝統行事です。

【海上保安大学校・本科1学年 中園友菜さん】
「周りとの声掛けは自分たちも気分が盛り上がるので、みんなで声掛けを大事にして頑張っていきたい」

【海上保安大学校・本科4学年 杉藤希洸さん】
「現場で一緒に汗を流して仲間のささいな変化にも気付ける幹部海上保安官になりたい」

訓練に参加した194人の学生は、5.5キロと9.2キロのコースに分かれて完泳を目指します。

長い人では泳ぎきるまでおよそ6時間かかるという過酷な訓練ですが、学生たちは、歌を歌ったり、声を掛け合いながら力強く泳いでいました。

テレビ新広島
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