7月15日から「夏の交通事故防止県民運動」が始まりました。
このうち岩手県盛岡市では警察などが夏に起こりやすい事故への注意を呼びかけました。
15日に盛岡市で開かれた市の運動の出発式には、盛岡東警察署の警察官など約50人が参加しました。
夏の交通事故防止県民運動は、暑さなどの疲れによる事故や夏休み期間中の子どもが巻き込まれる事故を防止しようと、毎年この時期に行われています。
出発式では盛岡市交通指導隊の佐々木賢治隊長による交通安全宣言が行われました。
盛岡市交通指導隊 佐々木賢治隊長
「一つ、適度に休憩を取り過労運転を防止します」
その後、市の職員などが広報車やのぼり旗での啓発活動を行い、市民に交通安全を呼びかけました。
警察によりますと、県内では2024年の夏の運動期間中30件の交通事故が発生していて、そのうち4割が出合い頭の事故だったということです。
盛岡東警察署 小野寺武士交通官
「ぼんやり運転による追突や出合い頭衝突、横断歩行者が被害に遭う事故の増加が懸念される。緊張感をもって運転していただき、こういう事故を防止してほしい」
夏の県民運動は7月24日まで県内各地で行われます。
(岩手めんこいテレビ)