長野県内にも湿った空気が流れ込み、大気が非常に不安定になっています。JRの特急が運休するなど交通も乱れています。中南部では、16日も大雨に注意してください。
新宿や名古屋と長野県内を結ぶ特急は山梨や岐阜県内で雨が規制値に達したため、昼過ぎまで運休が相次ぎました。松本駅では利用客が切符の払い戻しや変更に追われました。
利用客:
「どうやって大阪向かおうかって…。北陸方面抜けられるみたいなんで、そっち回ってみようかな」
「(再開を)待つしかない」
「あきらめて家に帰ろうかな」
木曽の中央西線ではその後、倒木が見つかりました。復旧に手間取り、特急「しなの」は最終列車まで名古屋ー松本間などの「区間運休」と、長野までの「全区間運休」となっています。
中南部には活発な雨雲が流れ込み、激しい雨が降った所があります。
14日の降り始めから午後4時までに、木曽や阿智村、南牧村などで雨量が100ミリを超えました。
南部では、16日夕方から再び大雨となる恐れがあります。南部の24時間の予想雨量は多い所で、16日午後6時までが60ミリ、その先の24時間が120ミリとなっていて、十分な注意が必要です。