国の特別天然記念物「コウノトリ」の野外での生息数が、500羽を超えたことがわかりました。

野生のコウノトリは1971年に絶滅しましたが、兵庫県豊岡市のコウノトリの郷公園では2005年から野生復帰の取り組みを進めています。

施設によると、野外に生息するコウノトリはことし6月末に集計した時点で全国13府県にまで広がり、500羽を超えたことがわかったということです。

【県立コウノトリの郷公園 上甫木昭春園長】「コウノトリの放鳥・野生化は、単に貴重な種の保全にとどまらない。地域再生、地域振興につながっていく」

一方で、コウノトリの数を増やすためには、エサとなる生物が増えることも必要だと指摘しています。

関西テレビ
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