徳島県の高速道路でトラックとバスが正面衝突して2人が死亡、12人が重軽傷を負った事故で、警察はトラックを所有する会社を家宅捜索しました。

【記者リポート】「午後1時半です。トラックを所有する四国中央市の会社に捜査員が家宅捜索に入りました」

きのう=14日、阿波市の徳島自動車道でトラックとバスが正面衝突して炎上し、トラックの運転手とバスの乗客1人が死亡、バスの運転手と乗客・合わせて12人が重軽傷を負いました。

現場は片側1車線で、中央には車線を区切るポールがありましたが、トラックが走行してきた方向にあったポールが折れていたことが、新たに分かりました。

バスの運転手は会社に対し「トラックがセンターラインをはみ出し、右にハンドルを切ったが間に合わず正面衝突した」と説明しているということです。

【トラックを所有する会社の社長】「(死亡したトラック運転手は)真面目な人で、安全運転で、信頼していた。亡くなった人とか、伊予鉄(バス)の乗客には、本当に申し訳ない」

警察はきょう=15日午後、過失運転致死傷の疑いでトラックを所有する会社を捜索していて、事故当時の状況を詳しく調べています。

(関西テレビ「newsランナー」 2025年7月15日放送)

関西テレビ
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