14日天草市御所浦町の倉庫で金属製の砲弾のようなものが見つかり、自衛隊が15日朝から調査を行っています。

【原田光應カメラマンリポート】
「自衛隊と警察が到着しこれから調査に入ります」

14日昼ごろ、天草市御所浦町牧島の倉庫で、ブロック塀の解体工事やごみの廃棄を依頼されて訪れた建設業者が砲弾のようなものを発見し、御所浦駐在所に届け出ました。

見つかったのは金属製の砲弾のようなもの2個で、全長約24センチ、直径は7.5センチほど。

起爆装置である信管はあるとみられていますが、現時点では直ちに爆発する危険性は低いということです。

【近所の男性(85)】
「飛行機(B29)がこの上を通っていたのは5歳の時だったから知ってる。鉄砲の弾はどこでもよくあるが中身が見えているのは初めて聞いた」

砲弾のようなものは駐在所の倉庫に保管されていて、警察から依頼された佐賀県にある陸上自衛隊目達原駐屯地の不発弾処理隊が、15日朝から危険性の有無を調べています。

もし危険だと判断され、爆破処理が必要になった場合には住民避難も検討するということです。

テレビ熊本
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