愛媛県に交通死亡事故の緊急事態宣言が出されているなか、今治市では１４日、高校生や警察官が高齢者にチラシや反射材を渡し、交通安全を呼びかけました。
交通安全の呼びかけは、地元の高校生と伯方警察署の警察官ら約２０人が協力。今治市伯方町のドラッグストアで、買い物に訪れた高齢者に「前をよく見て運転してください」などと声をかけながらチラシや反射材を渡し、事故の防止を呼びかけました。
警察によりますと、愛媛県内では今年に入り交通事故で３１人が死亡。このうち高齢者が２０人と３分の２を占めています。また人口１０万人あたりの死者は２．４３人と全国ワーストで、愛媛県内では７月７日から「緊急事態宣言」が出されています。
警察は「歩行者も反射材を活用し、事故防止を工夫してほしい」としています。
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