連日熱い戦いが続く夏の高校野球。福島大会は7月14日から2回戦。4連覇を目指す聖光学院の初戦は、初回に思わぬ展開が…。

聖光学院の初戦の相手は福島北・伊達の連合チーム。試合は初回から動く。福島北・伊達連合は1回2アウト1・2塁で5番・渡邉。センター前へのタイムリーヒットで先制すると、その後も制球が定まらない聖光の先発・古谷野(こやの)を攻め立て、一気に4点を奪う。

対する聖光学院は、同点に追い付いた後の6回。
「自分も積極的に行こうっていうふうな思いを持って打席に入って」と話した聖光学院・主将の竹内。チームを引っ張る主将の一振で、2点を追加し逆転に成功。勢いを取り戻した聖光学院はさらに5点を追加。8回コールドで初戦突破した。

聖光学院・斎藤智也監督は「夏の初戦の怖さを今日は味わったのが一番の収穫だと思うんですけど、まだまだ苦しい試合いっぱいあると思うので。また次戦以降、果敢に攻めていってほしいですね」と語った。

一方、王者・聖光学院を苦しめた福島北・伊達連合の佐藤聖主将は「負けたのは本当にとても悔しいんですけど、自分たちがやり切れたのでよかったです」と話した。

福島テレビ
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