住宅街の上を通る道路で上がる白い煙。
徳島・阿波市で起きた事故直後の映像を見てみると、煙が出ている車両に向かって放水する様子も確認できます。
現場は徳島自動車道の土成ICと脇町ICの間。
14日午後0時半ごろ、高速バスとトラックが正面衝突し炎上したのです。
現場近くに住む人は「はじめは音というか“どーん”という音。地響きがしたような感じで、そのあとに爆発音みたいなのが数回ありました。家も多少、音とともに揺れたような感じで」と話しました。
警察によりますと、この事故でトラックの運転手とバスの乗客1人が死亡。
また12人がけがをしていて、このうち5人が重傷だということです。
事故に遭ったのは愛媛県に本社がある、伊予鉄が運行するバス。
14日午前9時40分に愛媛・松山市を出発し、兵庫・神戸市に向かっていました。
しかし、出発から3時間が経とうとしたところで事故に遭ったのです。
事故が起きる前、トラックのタイヤがバーストし、対向車線にはみ出したとの情報もあり、警察と消防が確認を進めています。