先月の高岡市長選挙で初当選した出町譲新市長が初登庁し、職員に市民に寄り添う市政をと訓示しました。
また、「液状化対策の維持管理費の住民負担」について改めて負担ゼロとする決意を示しました。
出町新市長は今朝、市役所前で多くの支援者も出迎えるなか、職員から花束を受け取り、初登庁しました。
*出町譲高岡市長
「市民の皆様ありがとうございます。職員の皆さんよろしくお願いします」
就任式では幹部職員を前に訓示し、市民に寄り添う市政を第一に、困っている人を支えあう政治を目指すとし、また、震災で被災した住民との対話集会を行うと述べました。
また、情報公開を進めること、人口減少に対応して新しいチャレンジを行うことなど、変革への決意を訴えました。
*出町譲高岡市長
「1人1人の社員が挑戦する企業こそが強い企業、生き残っている企業だ」
そして、続く記者会見では「市の経費を削れるものは削って市民の暮らしがよくなることをやるべき」と強調し、自らの報酬月額100万円の4割カットを表明しました。
また、公約に掲げた「液状化対策の維持管理費の住民負担ゼロ」実現への決意を改めて示し、住民負担を「できる限り少なくする」方針の富山市や氷見市などへは「人口流出の歯止めにもつながる重要な施策である」と理解を求める考えを示しました。
*出町譲高岡市長
「住民負担は3地区合わせて2600万円と言われている。私は十分払えると思っているし、他の市長に理解を示してほしい。私の思いに理解を示してほしい」