災害が発生した際に、久光製薬が所有する研究施設などを避難場所として鳥栖市に提供する協定が結ばれました。

協定を結んだのは、鳥栖市と医薬品メーカーの久光製薬です。
協定では、災害時の避難場所や、他の自治体から派遣される職員の待機場所として、久光製薬が所有する2つの施設が提供されることになっています。
このうち、鳥栖市姫方町にある研究施設「SAGAグローバルリサーチセンター」は、非常用発電機や、水を一時的に貯める受水槽などが備えられていて、断水や停電が発生した場合でも3日間、水と電気が供給できるということです。

【久光製薬・中冨一榮代表取締役社長】
「水の災害が多くあるそういうときには、場所だけでなく社員一同でサポートしていきたい」

久光製薬は、2023年にも鳥栖市のサロンパスアリーナを災害時の避難所として提供する協定を結んでいます。

サガテレビ
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