参議院議員選挙をめぐり、大郷町選挙管理委員会は7月13日、選挙権を持たない17歳の町民に対し、期日前投票をさせるミスがあったと明らかにしました。

大郷町選挙管理委員会によりますと、期日前投票を行った17歳の町民は7月15日、誕生日を迎える予定です。

そのため、13日時点では、期日前投票を行うことはできず、選挙管理委員会は公職選挙法に基づき不在者投票として投票用紙を保管し、投開票日当日に開封して受理する手続きが必要でした。

選挙管理委員会によりますと、受付では不在者投票を促す警告の表示が出ていたものの担当職員が見落としたということです。

選挙管理委員会は、「公職選挙法に関わる重大な事案」として再発防止に努めるとしています。なお、投票用紙はすでに投票箱に入れられたため、有効票として取り扱われます。

仙台放送
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