ウクライナの保安庁は、ウクライナの首都キーウで幹部職員が銃で撃たれて死亡した事件について、犯行に関与したロシアの工作員らを特殊作戦で殺害したと発表しました。
7月10日、ウクライナの首都キーウでウクライナ保安庁の幹部が銃撃を受けて死亡しました。
こうした中、ウクライナ保安庁は13日、事件に関与したとしてロシアの情報機関「FSB=連邦保安庁」の工作員らを殺害したと発表しました。
発表によりますと、保安庁と警察が工作員の潜伏先を突き止め、取り押さえようとしたところ、抵抗したため殺害したということです。
ウクライナ保安庁は幹部職員の殺害に関与した工作員は男女2人だとしていますが、何人が殺害されたかは明らかにしていません。
保安庁の長官は「敵がウクライナに入れば待ち受けるのは死だ」と述べ、今後もロシアの工作活動に対する警戒を強めていく姿勢を示しました。