7月20日投開票の参議院議員選挙、鹿児島選挙区では4人が立候補しています。
KTSライブニュースでは届け出順に候補者の訴えや素顔に迫るシリーズをお伝えしています。
今回は所属の地方議員が増え、全国的にも躍進を続ける参政党の新人、牧野俊一さんです。
参院選の公示を5日後に控えた6月28日。
愛用の自転車に乗り、姿を見せたのは参政党の新人、牧野俊一さんです。
参政・新人 牧野俊一候補(39)
「一人でも多くの人に参政党という政党があり、今まで30年間ずっと変わらなかった日本の政治の在り方を根本から変える挑戦が今、始まっていることに多くの人が気づき投票に足を運んでもらいたい」
京都府出身の39歳。
県内の医療機関で救急医として勤めながらの選挙戦です。
公示前には参政党の神谷代表もたびたび鹿児島を訪れ、期待感を示していました。
参政党 神谷宗幣代表
「一緒に日本の未来を考え、日本をよくする運動に参加してほしい」
そして迎えた公示日。
第一声を上げたのは鹿児島市の天文館です。
「減税と積極財政の両立」で経済を立て直す必要性を訴えました。
牧野俊一候補
「日本経済はもう1回きちんと復活することが十分可能にもかかわらず、緊縮財政という間違った政策一つで、その可能性を全部潰してきた。これをどうにかして反転させなければならない」
第一声のあと、牧野さんは市街地を自転車で駆け抜け若さと行動力をアピール。
2カ所目の演説に選んだのは鹿児島大学のキャンパス前でした。
実は鹿大の大学院生として、がん治療用のウイルスの研究も行っている牧野さん。
若者たちに政治参加を呼びかけました。
牧野俊一候補
「一体ここでどういう選択をすることが、日本の未来を明るくする選択なのか。一人でも多く声かけをして、政治に関心を持ち、投票に行ってほしい」
選挙カー
「減税で暮らしを守り、積極財政で未来を開く。牧野俊一です。牧野俊一です」
時間を惜しんでマイクを握り、食事も選挙カーで済ませます。
牧野俊一候補
「普段の救急の忙しさの中で食べるのとあまり変わらない。何が起こるか分からないけれど楽しんでしっかりと訴えを届けたい」
初日は夕方に街頭活動を終えた牧野さん。
選挙カーに載せていた大きなバックを背負います。
牧野俊一候補
「これを持ち北海道のニセコ町で『ニセコエクスペディション』という日本で一番長いアドベンチャーレースが開催される」
なんと、いったん鹿児島を離れ、ライフワークのアドベンチャーレースに参加するため北海道へ。
山や川など自然の中で複数のアウトドア競技をこなし、ゴールを目指すもので3日間で約200キロを走破したそうです。
一方、牧野さん不在の中、選挙を支えるのは選挙事務所のスタッフです。
さつま町ではこんな光景も。
支持者
「本当に応援しています。うれしい、会いたかった、この車に」
選挙カーを見かけた男女が駆け寄ってきました。
選挙運動員
「このところ休憩するたびに追っかけてくる人がいて、『推しの政党が来たので追っかけてきた』と言われる」
6月の東京都議選で初議席を獲得したほか、県内でも着実に地方議員を増やしている参政党の勢いを感じさせる場面でした。
7日の夜、北海道から戻ってきた牧野さん。
そのまま午後8時まで街頭活動を行いました。
牧野俊一候補
「選挙が終わるまでアドベンチャーレースとまったく同じ意気込みで、何があっても絶対諦めず最後まで走り続ける。政治に無関心ではいられても無関係ではいられないことを知ってほしい」
自分の人生も、もはやアドベンチャーレース。
牧野さんは仕事もこなしながら初めての選挙戦を駆け抜けます。
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