7月20日投開票の参議院議員選挙に向けて長崎市では初めて「移動期日前投票」がありました。

大学では休み時間に投票できると好評で、学生や職員が意中の候補に一票を投じました。

KTN記者
「移動期日前投票所のバスが大学にやってきました。中に入ってみますと・・・選挙区と比例代表どちらも投票できるようになっています。向かいには投票箱があり、とてもコンパクトな作りになっています」

若い世代に選挙に関心を持ってもらおうと、長崎市選挙管理委員会は10日、長崎純心大学に期日前投票所を設置しました。

バスを使った移動式の期日前投票は長崎市では初めての取り組みです。

大学生
「自分がやりたいこととマッチするような人に投票できたらいいなと思いました」

大学生
「記事を追ってみたり、You Tubeで公開されている全体の(演説)映像とかも見てみたり」「最近の物価高騰とかちゃんと救ってくれる意思のあるところに投票しようと思って選ばせていただきました」

長崎市選挙管理委員会によりますと、18歳から19歳の投票率は3年前の参院選では29.29パーセント、2024年の衆院選では38.9パーセントでした。

長崎市選挙管理委員会事務局 西原政彦 事務局長
「若者世代が投票に行かないと若者の意思が政治に反映しにくいということもございますので、ぜひ若者世代の皆さまには投票をしていただければと思っています」

公示翌日から10日までの7日間に選挙区の期日前投票をした人は1万3163人で、前回の同じ期間と比べ約1.4倍に増えています。

市の選管は、物価高など有権者の関心が高く、投票日が三連休の中日ということも影響しているとみています。

テレビ長崎
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