五島市の油槽所でこのほど火災を想定した訓練が行われました。
五島市富江町の油槽所で行われた訓練には、職員や地元の消防団など約60人が参加しました。
この場所には重油や灯油、石油が800リットル保管されていて、震度5強の地震で重油を貯蔵しているタンクが破損し、引火した想定です。
訓練は石油など危険物の取り扱いに注意しようと、民間企業などで作る五島市危険物安全協会が実施しました。
五島市危険物安全協会 山里一郎 会長
「皆さん日頃から訓練をしている。安心することができました」
油の流出による海洋汚染を防ぐため、速やかに土のうを積む訓練もあり、参加した人は万が一の対応を学んでいました。