甲子園切符をかけた戦いが始まりました。夏の高校野球島根大会が7月10日に開幕。
球児たちは、猛暑とも戦いながら夢の舞台を目指します。

10日に開幕した夏の高校野球島根大会。
松江市営野球場で行われた開会式には39校、合同チームを含む37チームが揃いました。

選手宣誓が行われた午前11時過ぎ、松江市の気温は30.6℃。
猛暑の中、大会関係者が警戒するのが、選手や応援団の熱中症です。
対策として、開会式では、入場行進を終えた選手が外野の芝生に座って待機することに。
長いチームで10分以上になる待ち時間を、少しでも涼しく過ごせるようにしました。
また、選手全員にパック入り飲料水が配られ、開会式の間も必要に応じて水分を補給するよう指示がありました。
さらに試合中にも。

控室で待機する選手:
すごくありがたいです。涼しいところに来れて熱中症対策になると思うので、良い動きができると思います。

2024年に続いてベンチ裏の控室にエアコンを設置、選手の体温の上昇を抑えます。

島根県高校野球連盟・山崎慎司専務理事:
暑さ対策には十分な配慮をして臨もうと思っています。子どもたちには、良い状態で最後の試合をしっかりやりきって欲しい。

高野連は、会場に常駐する看護師や理学療法士を増員、熱中症対策を強化したとしています。

大会初日の10日は1回戦1試合が行われ、明誠との益田勢対決を制した益田翔陽が2回戦を進みました。
甲子園切符をかけた島根大会、日程が順調に進めば、決勝戦は、7月24日に行われます。

TSKさんいん中央テレビ
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