参議院選挙について詳しく報じる「もっと投票の前に」。
10日は、日本維新の会の選挙戦についてお伝えします。
他の野党が支持を伸ばす一方、勢いが出ない日本維新の会は若者への訴えを重視しています。
維新は、現役世代の重荷となっている「社会保険料の引き下げ」を公約のトップに据えました。
医療費を4兆円削減し、1人あたりの社会保険料を年間6万円引き下げると訴えていて、街頭演説のほとんどの時間を費やします。
さらに、動画投稿アプリ「TikTok」を始め、吉村代表がサラリーマンなどに扮したショートドラマを制作しました。
この他、「副首都構想」による経済成長、教育・保育の無償化と質の向上、外国人政策の「司令塔」設置と憲法改正などを掲げます。
党内では早くも「負けた場合の責任論」が話題になるなど苦しい戦いですが、現役世代への浸透が巻き返しのカギとなりそうです。