釧路港で7月10日未明、早くも秋の味覚「サンマ」が初水揚げされました。大きなもので175グラムと魚体が大きく、漁協関係者はこれほどのサイズのサンマが水揚げされたのは約20年ぶりだと、今後の水揚げに期待しています。
早速、地元の鮮魚店では1匹5万円で売られました。
10日未明、流し網漁の漁船が釧路市の釧路港に入港。午前4時ごろから約1300匹約170キロが水揚げされました。 魚体は1番大きいもので175グラムほどありました。
取材した記者もその大きさに驚きです。
「久しぶりに立派なサンマが帰ってきました!ケースの中にはしっかりとした大きさのサンマが入っています」(沼田海征記者)
午前7時からの初競りでは1キロ25万円(税抜き)と過去最高値に。これまでの2022年の最高値6万3000円を大幅に更新し、4倍以上の御祝儀価格となりました。この値はサンマの大きさが要因とみられています。
競り落とした関係者は「今年は例年に比べてすごく形が良くて、鮮度も良くて最高のサンマです。(Q価格については?)もう最初から狙っていたんで、高くても買おうと思って。鮮度が最高にいいので、寿司とか刺身とかでぜひ食べてもらいたいなと思います。(Qいい兆しですか?)例年より形が大きくて太さもあるので今年のサンマは品質がかなりいいんじゃないかなと思っています」
釧路漁協によりますと、この時期の流し網漁は、2023年と2024年は水揚げがゼロでした。今後8月以降、主力となる棒受け網漁の水揚げが始まります。
早速、地元の釧路町の鮮魚店、釧之助本店では1匹5万円で販売されました。