アメリカのトランプ大統領は9日、ロシアの侵攻が続くウクライナに対し、防空システム「パトリオット」ミサイルの追加供与を検討していると明かしました。
トランプ大統領:
ウクライナは激しく攻撃を受けている。だからわれわれは(パトリオットの供与を)検討している。
トランプ大統領は記者団に対し、ロシアの攻撃に対する防衛力を高めるため、ウクライナに対し防空システム「パトリオット」ミサイルの追加供与を検討していることを明らかにしました。
実際に行われれば、第2次トランプ政権発足後、初めての供与になるとみられます。
トランプ氏はまた、ウクライナが過去最大規模となる700機以上のドローンやミサイルで攻撃を受けたことについて「この状況に不満を持っていることを伝えてきた。戦争を止めなければならない」と語りました。
トランプ氏は、ウクライナに攻撃を続けるロシアのプーチン大統領について「デタラメを投げつけられている」と不満をあらわにしているほか、ロシアに対する追加制裁の検討を明らかにしています。