旧統一教会が今月20日、富山市の富岩運河環水公園で礼拝イベントを予定していることについて、新田知事は「地方自治法と憲法に基づき、公園の使用許可を出した」としました。


*新田知事
「地方自治法においては、正当な理由がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならないと書いてある。それから住民が公の施設を利用することについて、不当な差別的な取り扱いをしてはならないと書いてある。憲法には表現の自由、その一つとして集会の自由も保障されている。これらに鑑みて許可をしているということ」
旧統一教会を巡っては、今年3月、東京地裁が解散を命じる決定を出し、新田知事はコンプライアンス上問題のある団体とは、今後一切関わらないとしていました。

ただ、今回の公園の使用許可については、法に照らし判断したもので、県の裁量の余地がない問題だと説明しました。
*新田知事「法に照らしたら、我々としては承認する事項である。使用を許可したことでもって当該団体の活動を黙認、助長していることにはならないと考えている」