南砺市利賀村に全国をはじめ、海外からもファンが訪れる演劇祭、「SCOTサマー・シーズン」の開幕を来月に控え、その見どころを紹介する講座が富山市で開かれました。
野外劇場で劇中に打ち上げる大迫力の花火が観客の度肝を抜き、利賀の夏の風物詩となっている「SCOTサマー・シーズン」、今年は、来月22日に開幕します。
これを前に、見どころを紹介する講座が県民会館で開かれました。
この中で、劇団SCOTの重政良恵事務局長は、「演劇の内容が分かる、分からないにとらわれず、感覚を解放して世界で利賀だけ、唯一無二の体験を楽しんでほしい」と来場を呼びかけました。
今年は、劇団の主宰者で日本を代表する演出家の鈴木忠志さんが東京から利賀に拠点を映して50年目の節目の年。
サマー・シーズンの期間を例年より1週間長い、来月22日から9月14日までとし、鈴木演劇の代表作「世界の果てからこんにちは」の3部作が初めて一挙上演されるなど、国の内外から大勢のファンが訪れる見込みです。
観覧には予約が必要で、今月19日から受付を開始するということです。