富山県内の中学生が地球のロマンに触れました。

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射水市の新湊中学校に南極の氷が贈られ、生徒たちは普段触れている氷とはずいぶん違う印象を受けたようです。

*リポート
「連日暑い日が続いている中、富山に南極の氷がやってきました。」

射水市の新湊中学校に贈られたのは海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が今年4月に持ち帰った南極の氷です。

砕氷艦「しらせ」
砕氷艦「しらせ」

砕氷艦「しらせ」は氷に覆われた南極の昭和基地に隊員や物資を運んでいます。

その「しらせ」が持ち帰った南極の氷は降り積もった雪と空気が圧縮されてできていて、気泡が多く、溶けるときに中に閉じ込められた空気がはじけ、音がします。

*生徒は
「しゅわしゅわ聞こえます」
「すごい。カラカラ言ってる」
「しゅわしゅわしている」
「普通の氷では絶対しないような音、空気が抜けているような音がした」

生徒は南極から富山までおよそ1万4千キロを旅してきた南極の空気を肌で感じ氷から出る音に驚いた様子でした。

富山テレビ
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