長崎県内の川で清掃活動などをしている団体がつくる「長崎よか川交流会」が、このほど新たな体制でスタートを切りました。
6月24日の総会は、10年以上活動をけん引し2025年1月に亡くなった前の会長への黙とうから始まりました。
2008年11月川のワークショップ「長崎よか川交流会」は、2008年に県内で初めて波佐見で開かれた「九州の川に関するワークショップ」をきっかけに発足しました。
長崎大水害の犠牲者の慰霊と教訓を継承するための竹灯りのつどいも、この会を基盤として始まりました。
後任の会長には、長崎大学の夛田彰秀教授が就きました。
総会では、島原半島の地下水の汚染状況に関する講演や各団体の活動、課題の報告がありました。
なかには大学生が参加している団体もありますが、会員が高齢になり、活動を続けていくことが難しくなっているという声が相次いでいました。