首都高速で8日夜、単独事故を起こした男が、現場で後ろに止まっていた別の車を奪って逃走し、その後、さらに衝突事故を起こして死亡しました。
8日午後10時前、東京・足立区の首都高速で乗用車が壁にぶつかる単独事故がありました。
警視庁によりますと事故を起こした男は、この事故で後ろに止まったワンボックス車から出てきた男性の首を絞めるなどして車を奪って逃走したということです。
その数分後には、ワンボックス車が新宿区の首都高速の道路上で壁に衝突し、車を奪ったとみられる30代くらいの男が死亡しました。
逃走した車は時速100キロ近いスピードで走行していて自ら壁に衝突した可能性があり、警視庁は自殺と事故の両面で2つの事故の関連を調べています。