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プレスリリース配信元:ドクターリセラ株式会社

「The 22th International Conference on Near Infrared Spectroscopy」にて、アクアフォトミクスを用いた肌評価に関する研究成果を発表しました。




ドクターリセラ(本社:大阪市東淀川区、代表取締役社長:奥迫哲也)は、全国3,319店舗(※1)のエステティックサロンにコスメを供給、「ファンデーションのいらない肌づくり」をコンセプトに、無添加(※2)スキンケア化粧品の開発・卸売、通販事業を展開しています。
(※1)2025年2月末時点
(※2)石油系合成界面活性剤・防腐剤(パラベン)・合成香料・鉱物油・合成着色料の5つを不使用

この度、ドクターリセラは、2025年6月8(日)~12日(木)に開催された「The 22th International Conference on Near Infrared Spectroscopy(第22回国際近赤外分光学会)」にて、頬のうるおいや弾力性(ハリ)の違いによるアクアグラム(R)の解明に関する研究成果を発表いたしました。
本研究は、近赤外分光を用いたアクアフォトミクスという新しい研究分野によって、肌を評価できる可能性を示唆したものです。

ドクターリセラでは、神戸大学との共同研究において、アクアフォトミクス分析を用いた海洋深層水の 研究を行っており、海洋深層水をさらに進化させた、独自基剤「α Gri-X(R)(︎アルファグリックス)」を化粧品の基剤としています。



研究概要

左:頬のうるおいを比較したアクアグラム(R)、右:頬のハリを比較したアクアグラム(R)

本研究では、肌のうるおいやハリによって、肌に存在する水の近赤外領域におけるスペクトルパターンに特徴的な違いが表れることを明らかにしました。
これは、水の分子構造やふるまいが、肌の性質と密接に関係していることを示しており、肌質を見極める新たな非侵襲的手法として、近赤外分光を用いたアクアフォトミクスによる分析が有効である可能性を示唆しています。
今回の実験では、近赤外分光器と従来の肌測定機器を用いて、24歳から58歳の女性被験者41名の頬を測定しました。
肌は美容上重要な器官であるとともに、体の内部環境と外部環境を隔てるバリアでもあります。
バリア機能の指標である水分量(Hydr)と経表皮水分蒸散量(Evp)について、被験者全体の中で高い(-H)または低い(-L)の4グループに分けました。
次に、肌のハリについては、被験者全体のハリ測定値を基に、ハリが高/中/低の3ループに分けました。
アクアグラム(R)(水の吸収特性を可視化したグラフ)を比較した結果、グループによって明確なスペクトルパターンの違いが確認されました。
これにより、アクアフォトミクスが持つ「水を通じて体の状態を捉える力(※3)」は、肌の評価やスキンケア 部門においても大きな可能性を持つことが示されました。
(※3) Muncan, J. & Tsenkova, R. “Aquaphotomics-From Innovative Knowledge to Integrative Platform in Science and Technology”, Molecules, 2019, 24(15), 2742.
DOI:https://doi.org/10.3390/molecules2415274



今後の展望
当社は今後、被験者数をさらに拡大し、肌の評価項目における従来方法の測定値と水のスペクトルパターンとの相関を更に分析することで、より高精度な肌評価方法の確立を目指しています。
その評価方法の汎用化により、一人ひとりに最適な「無添加(※4)テーラーメイド化粧品」の開発や選択の手助けができる未来を見据えています。
今後も、科学的根拠に基づく美容製品・サービスの進化に貢献してまいります。
(※4)石油系合成界面活性剤・パラベン(防腐剤)を含む旧表示指定成分・合成香料・合成着色料・鉱物油の5つを不使用



アクアフォトミクスとは

海洋深層水(600m+1,400m)、高野山麓地下水、リセラウォーターのアクアグラム(R)

神戸大学大学院農学研究科アクアフォトミクス研究分野ツェンコヴァ・ルミアナ特命教授によって提唱された、新しい科学分野です。
「アクア(水)」「フォト(光)」「オミクス(学問)」を意味し、様々な周波数における水と光の相互作用によって、水の構造や機能性を明らかにします。
アクアフォトミクス分析では、水の吸光スペクトルデータ分析により検出される、様々な種類の水分子構造に、密接に関係する水のスペクトルパターンに基づいて、水の機能性を示した「アクアグラム(R)」を用いて表します。

「アクアフォトミクス」について



ドクターリセラの基剤へのこだわり



海洋深層水には、「清浄性」「低温性」「富栄養性」という特徴があり、近年、海洋深層水の利用は水産物の養殖や塩の生産だけでなく、エネルギー開発分野、健康医療分野など、多くの事業において世界中から注目されています。
ドクターリセラは、24年以上前から海洋深層水に着目し、化粧品の基剤に海洋深層水を使用してきました。
2021年に神戸大学大学院農学研究科アクアフォトミクス研究分野のツェンコヴァ・ルミアナ特命教授と出逢い、アクアフォトミクス分析によって、水の特徴を可視化できることを知り、共同研究が始まりました。
自社取水した海洋深層水を脱塩処理なしで配合する、独自基剤「α Gri-X(R)(アルファグリックス)」は、アクアフォトミクス研究によって、より優れた基剤を目指した結果、深さの異なる3種類(深度600m、1,400m、1,500m)の海洋深層水を用いた、当社独自の製造手法により、生み出されたものです。
「α Gri-X(R)(アルファグリックス)」は、化粧品ブランドAQUA VENUS(アクアヴィーナス)をはじめとした化粧品に使用されています。

「α Gri-X(R)」について



第22回 国際近赤外分光学会
The 22nd International Conference
on Near Infrared Spectroscopy

開催日:2025年6月8日(日)~12日(木)
会場:Auditorium della Tecnica congress center
主催:ICNIRS(国際近赤外分光評議会)、SISNIR(イタリア近赤外分光学会)








ドクターリセラとは



ドクターリセラは、創業当初から“安全で結果が出る、そして人と地球環境にやさしい製品を”という願いを込めて「美と健康と地球環境に貢献する」製品作りに努め、現在では、全国3,319店舗(※5)のエステティックサロンで取引いただき、症例数は90,155件(※5)に及びます。

ADS」は、美容経済新聞社調べの「コスメティック総選挙」において2012~2014年の全年(3年連続)第一位を獲得。また、BEST BEAUTY ITEM フェイシャル部門では、「ADS」「Recella Diva」「AQUA VENUS」が3年連続受賞で殿堂入りしました。美のプロフェッショナルであるエステティシャンに選ばれ続けるスキンケアブランドです。エステティックサロン専売製品だけではなく、ホームケアブランドとして幅広い年代にご愛用いただいている「AQUA VENUS」、天然素材の日用品を揃えた「cocochia」、無添加(※6)のメイクブランド「VI PLANTE(ヴィ プランツ)」などを一般販売しております。
(※5)2025年2月末時点
(※6)石油系合成界面活性剤・パラベン(防腐剤)を含む旧表示指定成分・合成香料・合成着色料・鉱物油の5つを不使用

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