7月3日から始まった、北海道の稚内空港と福島空港を結ぶチャーター便。稚内市を中心に3泊4日のツアーとなっていて、宗谷岬や、利尻島・礼文島を巡る。ツアーの魅力は、現地での移動や食事・宿泊費もすべて含まれる「完全パック」だ。
初日の3日は、65人が搭乗した。利用者は「礼文草とか色々花が咲いているそうなので、楽しみ」「7年前に礼文と利尻には一回行っている。きれいだったという思い出があったから、もう一回また行ってみようと」と話す。
ツアーを展開するフジドリームエアラインズは、福島発のチャーター便を運航し2025年で10周年。2020年度は25便だったが、2023年度は76便に。2025年はさらに上回るペースだという。
フジドリームエアラインズの野塚登紀子さんは「稚内行きのチャーター便は今年度は4本。いずれも満席近い状態になっている。秋以降も、出雲や高知など各地にまた飛ぶ計画があるので、ご利用いただければ」と話した。
フジドリームエアラインズは、全国各地へのチャーター便の運航を予定していて、出発の3カ月前からホームページでの予約を順次受付けるという。