松江市にゆかりがあり、大きな功績を残した人などに贈られる名誉市民に、松江市出身の細田博之前衆議院議長と松浦正敬前松江市長を選定するよう、市の審議会が上定市長に答申しました。
現在開かれている市議会で同意を得たうえで正式に決まります。
松江市の名誉市民に新たに選ばれたのは、松江市出身で2024年11月に死去した細田博之前衆議院議長と2021年に退任した松浦正敬前市長です。
7日、市の審議会が上定市長に答申しました。
松江市の「名誉市民」は、市にゆかりがあり、大きな功績を残した人に対して贈られる称号で、これまでに松江市ゆかりの文豪「小泉八雲」や松江市在住でプログラミング言語「Ruby」を開発した松本行弘さんなどあわせて24人に贈られています。
細田前衆院議長は1990年の衆院選で初当選し、30年余りにわたって地域経済の活性化を推し進め地域課題の解決に取り組むなど、地元選出の国会議員として大きな功績を残しました。
また、松浦前市長は6期20年の在任中、周辺8町村との合併を進め、新しい市の一体感をつくり各地域のまちづくりの拠点整備などに尽力しました。
市は現在開かれている6月定例議会に諮り、同意を得たうえで名誉市民の称号を贈ることにしています。