沖縄県南城市で60代の女性2人に日本酒の製造や販売に関する嘘の投資話をもちかけ、あわせて1千万円あまりをだまし取ったとして67歳の女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは南城市に住むパート従業員の石田弘美容疑者(67)です。
警察によりますと石田容疑者は、2018年10月頃から約1年間に渡り、南城市に住む60代の女性2人に、日本酒の製造や販売で「利益の一部が出資者に還元される」と嘘の投資話をもちかけたということです。
話を信じた被害者2人は、入金するたびに配当金が支払われたことから、あわせて1千万円あまりを振り込んだということですが、配当金が支払われなくなったため警察に相談し事件が発覚しました。
石田容疑者は6月、同様の手口で南城市に住む別の60代の女性からも約250万円を騙しとったとして、詐欺の容疑で逮捕されています。
石田容疑者は「間違いない」と容疑を認めていて、警察は他にも被害者がいると見て捜査を進めています。