仙台市内唯一の海水浴場、深沼海水浴場が、7月、15年ぶりに入場制限がない形でオープンします。また、期間中は、子供たちの遊び場や花火広場が設けられるということです。
若林区荒浜の深沼海水浴場は、東日本大震災以降、遊泳できない状態が続いていましたが、去年、利用者を最大800人までとする人数制限を設けた上で、14年ぶりに再開しました。
こうしたなか、今年は海水浴場周辺にある避難の丘のかさ上げ工事が完了し、避難場所が確保できたことから、15年ぶりに人数制限を無くし、オープンするということです。
海水浴場を運営する協議会によりますと、今年は初めての取り組みとして、土日・祝日限定で、砂浜で海水による水たまりを作るなど、子供たちが水に親しめる遊び場を設置するほか、午後7時から午後9時までは手持ちの花火が楽しめる有料の花火広場も設けるということです。
また、遊泳は午前9時から午後4時までですが、今年は夕方や夜の浜辺も楽しんでもらおうと、一部エリアを午後10時まで開きます。
深沼海水浴場は7月19日から8月17日まで開設される予定で、期間中はキッチンカーが出店し、ソファ席なども用意されるということです。