仙台市青葉区の東北文化学園大学の近くで7月4日午後、男子大学生が足を刺された事件で、警察は19歳の大学生の男を傷害の疑いで逮捕しました。調べに対し、男は「トラブルがあってけんかになり刺してしまった」と容疑を認めているということです。

傷害の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区に住む大学生の男(19)です。警察によりますと、男は4日午後0時半ごろ、青葉区国見にある東北文化学園大学の近くで知人の男子大学生の右太ももを、千枚通しで刺してけがをさせた疑いが持たれています。

男子大学生は軽傷で命に別条はなく、その後、4日午後2時20分ごろ、「友人に脚を刺された」と自ら110番通報したということです。

調べに対し、男は「トラブルがあってけんかになり刺してしまった」と容疑を認めていて、警察が当時の状況を詳しく調べています。

また、東北文化学園大学はホームページで事件がキャンパス内で起きたことを明らかにした上で、在籍する学生が被害に遭い、命に関わる状態ではなかったが、大学保健室で応急措置を受けた後、病院に向かったと経緯を説明しました。

東北文化学園大学の加賀谷豊学長は、被害に遭った学生も含め、今回のことで不安を感じている学生や教職員のケアに取り組むとともに、警察の捜査に協力し、キャンパスの安全を図っていくとしています。

仙台放送
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