富山県は県内で2例目となる「重症熱性血小板減少症候群」通称SFTSの患者が確認されたと発表しました。患者は高岡厚生センター管内に住む80歳代の女性で、現在、入院しているということです。

マダニ
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SFTSは主にマダニによって媒介されるウイルス感染症で、発熱や消化器症状などを引き起こし、致死率は10~30%と高いのが特徴です。

県内での発生は2022年11月以来、約2年7か月ぶりです。マダニは春から秋にかけて活動が活発になるため、県は野外活動の際の注意を呼びかけています。

予防には、長袖・長ズボンの着用や虫除けスプレーの使用が効果的で、万が一マダニに咬まれた場合は、自分で引き抜かず医療機関で処置を受け、その後数週間は体調の変化に注意するよう呼びかけています。

富山テレビ
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