”学歴詐称”が浮上していた伊東市の田久保眞紀 市長は7月2日に会見を開き、大学に確認したところ除籍になっていた事実が確認されたと明らかにしました。
その上で「大学卒業は“勘違い”だった」と釈明した市長に伊東市民は…。
伊東市民:
う~ん失脚じゃない?同じ女性だからいいかなと思っていたけど
伊東市民:
やっぱり(記者会見に)弁護士を入れてという話の時点で変だなと感じていた
伊東市民:
これで「NO」というのは違う気がするので、ここからどうするのかなども含め、いますぐ決断するのではなくて、少し時間があった方がいいのではないか
また、市役所には会見の最中から電話が殺到。
午後2時までの3時間で100件を超え、そのほとんどが批判的な内容だったということです。
様々な声があがる中、田久保市長から卒業証書だと提示されていた議長は…。
伊東市議会・中島弘道 議長:
「卒業証書を持ってきました」と(田久保市長)本人が言って見せたので、除籍なら私と副議長に見せたものは偽物だったということになる。伊東市全体を混乱させた責任は市長自身にあり、この責任をとって欲しい
さらに、議場で質問した杉本市議も厳しく批判してます。
伊東市議会・杉本一彦 議員:
全く不誠実な会見でしたね。議会としてできること、辞職勧告決議案を成立させて辞めてくださいと訴えさせてもらう。偽造と思われる“卒業証書”をもとに行政手続きがゆがめられた事実もあり、そのあたりを検証するために百条委員会の設置はせざるを得ない
疑義を晴らすはずが新たな疑惑へとつながった今回の会見。
混乱はまだおさまりそうにありません。