北朝鮮の金正恩総書記が開発に力を注いだ大規模ビーチリゾートがオープンしました。
北朝鮮メディアは2日、東部にあるリゾート施設「元山葛麻海岸観光地区」が1日にオープンし各地から多くの客が訪れたと報じました。
海水浴を楽しむ家族連れの写真などが公開され、「客たちは、我々式の観光文化の驚くべき新境地を胸いっぱい体感した」と伝えています。
金総書記はこの施設について「今年最大の成果の一つ」と述べ建設期間中に複数回、現地指導に訪れるなど北朝鮮の重要事業の一つとされています。
早ければ7月にもロシアからの観光客が訪れる見通しですが、韓国の統一省は「交通インフラに限界があり実際どの程度活性化するかは見守る必要がある」と指摘しています。
この施設は約2万人の宿泊が可能とされ、海外からの観光客をどの程度、受け入れるのかも注目されます。