真っ昼間の福岡市で目撃された追突事故の瞬間。

左側を走る青い車。ゆっくり車線を横切ったかと思うと、そのまま停止し、微動だにしない青い車。
ドライバーは無事なのでしょうか。

撮影者は「元々違和感はあった。バス停に変な車が止まってるなと…」と話し、大型トラックに追突する前、この青い車の異変に気づいていました。

映像が撮影されたのは6月27日。

事故の直前、あの青い車は撮影者の2車線左側にいました。
青信号にもかかわらず止まったまま。
すると突然動き始めたかと思いきや、2車線を一気にまたいで大型トラックへ、吸い込まれるように、ドン!そして、追突してから約6秒後にようやく止まりました。

撮影者は「(大型トラックの後ろに)バイクがいたので、タイミング悪ければバイクも一緒に多重事故の可能性もあった」と話しました。

青い車を運転していたのは61歳の男性。

事故直後、男性の様子を見たという撮影者は「(男性は)意識がもうろうとしてて、だらーんと窓側にもたれかかるような」と話しました。

警察によりますと、男性は事故前に意識を失っていた可能性があったといいます。

男性はその後、病院に搬送。
一時意識不明だったものの現在は回復していて、この事故によるけが人はいないということです。